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2016年10月28日 (金)

高知県の黒潮町と四万十市に今季初のナベヅルが飛来

高知県の黒潮町と四万十市に今季初のナベヅルが飛来 高知新聞(10/28付)

越冬のためシベリア方面から南下してくるナベヅルが10月27日、高知県幡多地域で今季初めて確認された。幡多郡黒潮町入野では、近くに住む会社員、堀野和典さん(53)が2羽を発見し、撮影に成功した。四万十市内でも「四万十つるの里づくりの会」(武田正会長)が、10羽以上の飛来を確認した。

 27日午前9時半ごろ、黒潮町入野の田んぼで、ナベヅル2羽が休んでいるのを堀野さんが見つけた。

 また、「四万十つるの里づくりの会」のメンバーが27日午前9時半ごろ、山路の四万十川河川敷で13羽を発見。午前10時には、四万十市森沢の田んぼでも2羽を確認した。

 四万十つるの里づくりの会は四万十川支流の中筋川流域をツルの越冬地にしようと、餌場づくりなどを進めている。四万十つるの里づくりの会によると、2013年11月から2014年2月にかけては、具同の人工湿地でマナヅル2羽の越冬が確認された。2015年の越冬はなかったが、11月に1日最多239羽の大群が見られた。

 事務局長の佐伯達雄さん(66)は「今年こそ越冬してほしい。ツルは警戒心が強いので、近寄らずに遠くから見守ってもらいたい」と話している。

 幡多地域へのツル初飛来に先立ち、「四万十つるの里づくりの会」は四万十市江ノ村の餌場で「ツルの自然体験学習会」を開いた。地元の東中筋中学校1年生と東中筋小学校6年生の計約30人がツルの生態を学び、ツルの群に見立てた模型を設置した。

 里づくりの会は2007年、水田地帯に約3ヘクタールの餌場を整備。毎年、学習会を開いている。生徒らはツルの自然体験学習会のメンバーから、「視力は人間の8倍ほど」「時速40キロで移動する」などツルについての知識を学んだ後、ナベヅルの模型4体を据え付けた。

 ツルは群がる性質があるため、模型に寄って来る可能性があるという。東中筋小学校6年の小田千颯(ちはや)さん(12)は「去年、学校の教室から、初めてツルの大群を見て、鳴き声を聞きました」とうれしそうに話していた。

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ツル保護区について

  • 荒崎・東干拓の保護区は、人の立入りが禁止されています。安心してツルが越冬できるように、立入り禁止看板の先には入らないでください。毎シーズン、観光客、カメラマンの侵入が多く見られます。監視小屋から見ているツル監視員や見学されている方から丸見えですよ。ルールを守って見学してください。

知っておいて欲しいこと

  • ケガをしているツルでも、飛べるツルは捕獲・保護することが出来ません。ツルの一番の天敵は人間です。人の姿が近づいてくると、死んでも捕まりたくないとばかりに最後の力を振り絞ってでも逃げようとします。もし近づいても座り込んで飛ばないような状況であれば、クレインパークに連絡をお願いします。

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